7月24日午前の株式市場で、赤字拡大の可能性が伝えられたシャープ株価が続落し、年初来安値を更新した。
この日一部報道が、同社4〜6月期は1000億円の連結最終赤字となる見通しで、通期の最終赤字も当初予想から悪化する可能性があると伝えた。
同社は「当社が発表したものではない」とコメントしたが、株価は3日続落。取引開始から約20分後に278円の年初来安値を付けた。
午前は前日終値比10円安の284円で取り引きを終えた。時価総額は3154億円に落ち込み、グリー(3306億円)を下回っている。
大手電機の株価は下落が続いている。NECも午前中に96円の年初来安値を更新し、時価総額は約2600億円に低迷している。
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