検索
ニュース

任天堂、4〜6月期は営業赤字103億円 3DS逆ざや解消に至らず

任天堂の4〜6月期は103億円の営業赤字。ニンテンドー3DSの収益性は改善しているものの、逆ざや状態は解消できていないという。

Share
Tweet
LINE
Hatena

 任天堂が7月25日発表した2011年4〜6月期の連結決算は、営業損益が103億円の赤字だった。ニンテンドー3DSの収益性は改善しているものの、逆ざや状態は解消できていないという。

 売上高は9.7%減の848億円。3DSはハードの販売台数は国内で92万台と前年同期(21万台)から4倍以上に伸びているものの、北米が42万台(前年同期は11万台)・その他53万台(同40万台)となり、世界全体では186万台にとどまった。Wiiのハード販売台数は71万台で、前年同期(156万台)から大幅現となった。

 営業赤字幅は前年同期から約270億円改善したが、3DSの逆ざや状態は解消できていない。経常損益は297億円の赤字(前年同期は425億円の赤字)、最終損益は172億円の赤字(同255億円の赤字)だった。

 通期業績予想は変更せず、売上高は8200億円、営業損益は350億円の黒字を見込む。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る