ニュース
Google、Motorolaの特許ポートフォリオを55億ドルと評価
Googleが、5月に完了したMotorola Mobilityの買収で支払った総額約124億ドルのうち、55億ドルが特許ポートフォリオの対価であることがSEC提出文書で明らかになった。
米Googleが、買収を完了したMotorola Mobilityの特許ポートフォリオの価値を55億ドルと評価していたことが、同社が7月24日(現地時間)に米証券取引委員会(SEC)に提出した四半期報告書で明らかになった。
同社は昨年8月にMotorola Mobilityを約124億ドルで買収すると発表した際、この買収をAndroidにとって脅威となる競合プラットフォームへの対抗策の一環であるとし、特許ポートフォリオの充実がAndroidを守ることになると主張した。
報告書によると、約124億ドルの買収総額の内訳は、特許ポートフォリオおよび技術が55億ドル、いわゆるのれん代が26億ドル、顧客関連の資産が7億3000万ドル、その他の資産が6億7000万ドル、買収で支払う現金が29億ドルとなっている。
同社は第2四半期(4〜6月期)決算からMotorolaの業績を反映している。同四半期のMotorolaの売上高は12億5000万ドル、営業損益が2億3300億ドルだった。
関連記事
- Google決算、過去最高の売上高 Motorolaの業績を初めて反映
- Google、Motorola買収を完了 サンジェイ・ジャCEOは退任
- Googleのシュミット会長「Motorola買収は特許だけが目的ではない」と明言
- Google、Motorolaの携帯部門を買収 Androidの成長加速へ
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.