「Office Web Apps」がiPadとWindows 8でタッチ操作をサポート
iPadやWindows 8を搭載したタッチ対応端末でOffice Web Appsのドキュメントを開くと、メニューの選択ボタンが指でも選びやすいレイアウトで表示され、コンテキストメニューの表示などもタッチでできるようになった。
米Microsoftは8月21日(現地時間)、オンラインオフィススイート「Office Web Apps」の次期版カスタマープレビューでのタッチ操作サポートを強化したと発表した。米AppleのiPadや次期OS「Windows 8」のプレビュー版を搭載しているタブレットやタッチ対応ディスプレイで、キーボードやマウスを使わずに編集作業ができるようになった。
7月20日にOffice Web Appsのカスタマープレビューをリリースした時点では、タッチで操作できたのはコピー&ペーストやピンチ&ズーム、スワイプだけだったが、選択したテキストをタップしてコンテキストメニューを表示させることなどが可能になり、ほぼタッチ操作だけで編集できる。
また、指での操作で間違って選択しないよう、タッチモードではボタンやタブを選びやすいようにしたという。例えば色の選択では下図のようにタッチモードでは選択肢同士の間隔が離れており、選びやすい。
タッチ対応ディスプレイを接続したPCのように、タッチモードではなくキーボードとマウスでの操作をしたい場合は、「ファイル」タブの上方に追加された切り替えアイコンをタップすることでキーボード操作に切り替えられる。
Office Web Appsのタッチ機能は、iPadあるいはWindows 8を搭載したタッチ対応端末からSkyDriveまたはOffice 365にアクセスすることで利用できる。
関連記事
- Microsoft、新生「Outlook.com」を発表 ソーシャル機能搭載でGmailに対抗
- Microsoft、「Office Web Apps」のカスタマープレビューを開始
- Microsoft、「Office 2013」カスタマープレビューの提供を開始
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.