Facebookデータによる“パーソナル分析”ツールをWolfram Alphaがスタート
ナレッジエンジン「Wolfram|Alpha」に、Facebookアカウントのデータを利用するアクティビティ分析機能が追加された。Facebookでの人間関係や自分の投稿への反応などを視覚的に把握できる。
米Wolfram Alphaは8月30日(現地時間)、ナレッジエンジン「Wolfram|Alpha」で利用できるFacebookのユーザーデータに基づく“パーソナル分析”サービスを発表した。Facebookでの友達関係や投稿への反応などが60セクションにわたって視覚的な分析結果として提示される。
Wolfram|Alphaのキーワード入力枠に「facebook report」と入力すると、「Analyze My Facebook Data(私のFacebookデータを分析)」というボタンが表示され、これをクリックしてアプリのFacebookへの接続を承認し(初回のみ)、Wolfram|Alphaにログインすることで分析が始まる。
Facebookに登録した自分のプロフィールデータはもちろんのこと、友達の分布を世界地図で示したり、自分のどの投稿が最も「いいね!」されたか、どんなコメントが付いたかなど、60の項目に分けてさまざまなデータの分析結果が視覚的に提示される。
例えば、自分を中心としたFacebook上の友達ネットワークをドットで表現するセクションがある。自分の友達同士のつながりや、誰がつながりの中心になっているかなどが視覚的に分かる。各ドットにカーソルを合わせると、そのドットが誰かも分かる。表示する友達を男性/女性に限定することも可能だ。
分析結果はセクションごとに「Clip'n Share」機能でFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアサービスで共有できる。
また、自分だけでなく、友達のパーソナル分析も可能だ。キーワード入力枠に「facebook friends」と入力すると友達の一覧が表示されるので、パーソナル分析を見たい友達をクリックするだけだ。その友達が公開している情報に基づくものなので、自分の分析ほど詳細ではないことが多いという。
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