米Appleが9月12日(現地時間)に開く発表会の招待状を送付したと、米メディアが一斉に報じた。新型iPhoneが発表される可能性が高い。
発表会は12日午前10時(日本時間13日午前2時)にサンフランシスコで開かれる。
7月末には新iPhoneは9月12日に発表されるという説を米メディアが報じていた。同時に7インチサイズの“iPad mini”も発表されるといううわさもある。
招待状では「12」の影が「5」に見えるようにデザインされているが、新iPhoneが「iPhone 5」という名称になるのか、iPadのように単に「新しいiPhone」になるのかは不明だ。
液晶ディスプレイは約4インチ(1136×640ピクセルの16:9)に大型化。タッチセンサーを画素に組み込んで薄型化する「インセル」(In-cell)技術を採用し、シャープやジャパンディスプレイなどが生産に取り組んでいるとされる。現行のiPhone 4Sの液晶ディスプレイは3.5インチ(960×640ピクセル)だ。
またDockコネクタが現在の30ピンタイプから19ピン程度に小型化され、LTEに対応する可能性が高い。NFC機能の搭載の可能性もうわさされるものの、流出した新iPhoneの本体とされるものが金属製のため、搭載の可能性は薄いとされている。
OSは最新のiOS 6となり、これまで採用してきた「Google Maps」に代えて独自の地図サービスに対応。YouTubeアプリも搭載しないなど、“Google離れ”が進む。
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