エンジニアの閑歳孝子さんが個人で開発・運営していたスマートフォン向け家計簿サービス「Zaim」が会社化した。9月3日付けで「株式会社Zaim」を設立。閑歳さんが代表取締役社長に就任した。
Zaimは昨年7月にiPhoneアプリを、今年3月にAndroidアプリを無料公開。支出や収入を項目ごとに入力し、クラウドに蓄積できるほか、TwitterやFacebookと連携してほかのユーザーと支出を比較するソーシャル機能も備えている。
9月にアプリからの累計入力件数が1000万件を突破。「入力件数が1000万件を超え、個人サービスで責任を持って運営できる範囲を超えたため」会社化を決めたという。アプリの総ダウンロード数は明らかにしていない。
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