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音楽配信「mora」がDRMフリーに 違法ダウンロード刑事罰化と同タイミングで
音楽配信サービス「mora」が10月1日にリニューアル。配信する楽曲ファイルをAAC 320kbpsに高音質化するとともに、DRMフリー化する。
レーベルゲートはこのほど、音楽配信サービス「mora」を10月1日にリニューアルすると発表した。配信する楽曲ファイルをAAC 320kbpsに高音質化するとともに、DRMフリー化する。
これまでPC版moraはATRAC形式・132Kbpsで配信していたが、AAC形式・320Kbpsに変更。DRMフリー化し、さまざまなAAC対応プレーヤーに転送して聴けるようにする。当初は150万曲で対応し、年内に全300万曲をAAC化する。
PC向け「mora」と、スマートフォン向けの「mora touch」を統合。PCやスマートフォン、Android搭載の「ウォークマン」から楽曲を直接購入できるようにする。購入した楽曲は、1アカウント当たり10回までダウンロード可能にし、複数端末で横断して利用しやすくする。
10月1日の違法ダウンロード刑事罰化導入と同じタイミングでのリニューアルとなる。「音楽配信サービスを支える技術や再生機器の発展に応じてユーザーの利便性を高め、音楽ファンの皆様がいつでもどこでも良い音楽を楽しめる世界を目指す」としている。
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