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Google、オクラホマのデータセンターで新たに風力発電エネルギー購入契約
Googleがオクラホマ州のデータセンターで風力発電による再生可能エネルギー48メガワットを購入する契約を締結した。
米Googleは9月26日(現地時間)、オクラホマ州にあるデータセンターで風力発電による電力48メガワットを購入する契約を、公営電力事業者のGrand River Dam Authority(GRDA)と締結したと発表した。
年内に完成するオクラホマ最大の風力発電プロジェクト「Canadian Hills Wind Project」を手掛ける米Apexからの間接的購入になる。Canadian Hills Wind Projectは三菱製のタービン135本を備え、完成時には10万世帯分の電力を供給できるようになる。
Googleによると、2月にGRDAからCanadian Hillsの電力購入の打診があり、Canadian Hillsが生成する再生エネルギーに対し、GoogleがGRDAにプレミアムを支払うことで合意したという。これにより、Googleの再生エネルギー購入の累計契約量は260メガワットを超える見込み。Googleが今春に開設したオクラホマ州メイズ郡のデータセンターは、2011年4月には米風力発電会社NextEra Energy Resourcesから風力エネルギーを購入する20年契約を結んでいる。
Googleは2007年からクリーンエネルギープロジェクトに取り組んでおり、さまざまなエネルギー事業に投資している。同社は環境保護団体Greenpeaceが毎年発表する「Cool IT Leaderboard」の2012年版で首位を獲得した。
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