なりすまし事件の不正プログラム、トレンドマイクロが解析 新種のバックドア型、掲示板通じ攻撃指示
犯行予告をネットに書き込んだとして逮捕された大阪と三重の男性2人のPCからなりすまし可能な悪意あるプログラムが見つかった事件で、トレンドマイクロは10月10日、同プログラムを解析し、新種のバックドア型不正プログラムだったことを明らかにした。
トレンドマイクロによる検出名は「BKDR_SYSIE.A」。プラットフォームはWindows 2000/XP/Server 2003、ファイルサイズは約5Mバイト。危険度や感染力は「低」だがダメージ度は「高」としている。
同社によると、同プログラムはネット経由でPCに感染すると、ネット掲示板を使って外部の攻撃者と通信し、掲示板に作成したスレッドを経由して攻撃者からのコマンドの受信や情報の送信を行うという。
感染したPCでは特定のスクリーンショットの取得やファイルのアップロード・ダウンロード、特定URLの操作、ユーザーのキー入力操作情報の記録などが可能になるという。プログラム自身を削除する機能も持つ。
大阪と三重の事件では、2人は無料ソフトをダウンロードした際に同プログラムに感染した疑いが強まっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
2
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
3
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
4
「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る
-
5
GMO、不正取引の被害額を補償へ 見舞金5000円も 「お名前.com」FX用VPSへのサイバー攻撃で
-
6
「AIでエンジニア派遣は不要になる」のか? 各社に肌感を聞いた 求められる人材、明確に変化
-
7
コミックシーモア、流出は最大約420万件に メールアドレスや生年月日など 不正アクセスの経路特定・遮断は完了
-
8
GMO、「能動的サイバー防御」発動を政府に要請 「お名前.com」FX用VPSへの攻撃で
-
9
ロリポップ改ざん問題でツイート炎上のGMO熊谷社長、「強気すぎた」と謝罪
-
10
タイムズカー、3000円の見舞金支払いへ 免許証画像漏えいの146万件対象 55億円の特損計上
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR