LINEで“混線”、86人のメッセージが他人のトークに表示 原因は「システム更新時の不具合」
LINEが“混線”した原因は、PC版システム更新時の不具合だったとNHNが発表。世界で86人(うち日本は12人)のユーザーのメッセージが、発信者の意図しない相手のトーク画面にランダムで表示されたという。
NHN Japanはこのほど、10月31日に「LINE」PC版のトーク機能で起きた“混線”について、システム更新時の不具合が原因だったと発表した。送ったメッセージが意図しない相手に届いた人数は86人(うち日本は12人)、メッセージを受信・閲覧したユーザー数は「特定できないため非公開」としている。同社は、「多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしまして、誠に申し訳ございません」と謝罪している。
同社の発表によると、31日午後6時55分にPC版のシステム更新を行ったところ、一部のユーザーに対して、送信者不明の状態でメッセージが混線してランダム表示される問題が発生。すぐに不具合の修正を行い、午後7時に完了したという。
不具合の修正が完了した午後7時ごろ、誤ったメッセージを受信したユーザーがそのメッセージを閲覧できなくするため、強制ログアウト処理を実施。再ログイン後は、誤って届いたメッセージは表示できない状態になったという。
意図しない相手に届いたメッセージの送り主となったユーザーは86人(うち日本は12人)、他人のメッセージを見たユーザーの数は「実際に受信してそれを閲覧したユーザーの数が特定できないため公開していない」という。
86人には同社から個別におわびするほか、Amazonギフト券500円分を進呈。再発防止に向け、従来以上に厳重なチェック体制とフロー構築を行い、セキュリティ強化に取り組むとしている。
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[UPDATE]「LINE」のPC版公式アプリで、テキストチャット「トーク」画面に、他人の会話と思われるメッセージが表示される不具合が一部ユーザーで発生。その後修正しされたが、「原因を調査中」という。
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