「LINE」に仮想空間 アバターで交流する「LINE Play」
自分そっくりのアバターを作ってユーザー同士で交流できる仮想空間アプリ「LINE Play」が公開。アバターでチャットしたり、マイルームを飾ったりできる。
NHN Japanはこのほど、自分そっくりのアバターを作ってユーザー同士で交流できる仮想空間アプリ「LINE Play」を公開した。iOS/Androidに対応し、LINEのアカウントでログインして利用できる。まずは「プレオープン」として日本国内のみ対応。12月に正式オープンする予定だ。
スマートフォンのカメラで自分の顔を撮影し、「自分そっくりのアバター」を自動生成。目、鼻、口などのパーツを選んで調整できる。
作成したアバターで、友人同士で1対1のチャットをしたり、ユーザーコミュニティー「ラウンジ」で、同じ興味を持つユーザー同士でグループチャットが可能。1対1のチャット時には、アバターにさまざまな動作をさせられる「アクションスタンプ」も用意した。
自分の部屋「マイルーム」を持ち、家具などでコーディネートできる。マイルームや友だちのルームで食事・入浴・睡眠・水やりなどのアクションを通じて仮想通貨「ジェム」を獲得。ジェムを使い、ファッションアイテムやインテリアアイテムなど2000種類以上のアイテムを「ショップ」で購入可能だ。アイテムは週200点以上追加・更新していく。
友人以外のユーザーによるマイルームへの訪問や、アバター検索の可否設定などプライバシー管理機能を搭載。ラウンジ内でのLINE ID交換や公序良俗に反する発言を自動排除したり、24時間体制でサービス内の有人パトロールを実施するなど、「健全なサービス運営の維持と青少年保護の取り組みを積極的に行う」としている。
12月の正式オープン時は、LINEの基本スタンプや、気軽に遊べるミニゲームを追加するなど、ユーザーの利用状況に合わせ、機能追加を行っていく。
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