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Facebookのユーザー投票、日本では12月11日午前5時締め切り
ユーザー投票システムの撤廃やInstagramとFacebookのユーザー情報の共有などの条項を含むポリシー改定の是非を問うユーザー投票では、改定への反対票が圧倒的に多いが、拘束力を持たせるには投票総数が足りない。
米Facebookが11月に発表した利用規約とデータポリシー改定の是非を問うユーザー投票は、米太平洋時間の12月10日午後12時(日本時間の12月11日午前5時)に締め切られる。
Facebookは全ユーザーに対し、Facebook上だけでなく、登録されているメールアドレス宛メールを配信することで投票を促したが、本稿執筆現在、投票数は現在わずか63万票程度だ。
投票の内訳は、反対票(改定案ではなく、現行のポリシーを支持する票)が圧倒的に多いが、投票結果が拘束力を持つにはアクティブな全登録ユーザーの30%を超える人数が投票に参加する必要がある。現状では締め切りまでに30%を超える可能性は低く、そうなると投票結果は「勧告」となる。
データポリシーの改定案では、ポリシー改定での今回のようなユーザー投票システムは撤廃される。また、Instagramのような「関連会社」のユーザー情報をFacebookが利用できるようになる。
投票はデータガバナンスのページで行える。
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