NHN Japanは12月20日から、auのAndroid端末でLINEを利用している18歳未満のユーザーで、LINEのID検索を利用できなくする。未成年ユーザーがトラブルに巻き込まれるのを防ぐ目的。今後、KDDI以外の携帯電話会社とも協力し、同機能を搭載する。
LINEでは、非公認の掲示板やアプリなどで、IDを公開し合って見知らぬ人と友だちになるケースが増えており、「思わぬトラブルに発展する可能性もある」として未成年の利用を禁止することにした。
新規ユーザーは登録時、既存ユーザーはID関連機能利用時に年齢認証画面を表示。KDDIが保有している生年月日情報を基に年齢を判別し、18歳未満ならID検索機能を停止する。
未成年のユーザーには、目の前にいる人を友だち追加できる「ふるふる」機能や、電話帳連携をした上で電話番号の交換を行う方法で友達登録するよう呼びかけている。
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人気アプリ「LINE」は、その仕組みから意図しない相手と友だちや知り合いになってしまい、コミュニケーションできてしまう場合がある。そこで懸念されるのが、出会い系サイトなどに悪用される危険性だ。
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