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TwitterとNielsen、テレビ視聴率調査で提携 2013年秋スタート
NielsenがTwitterと提携し、テレビ視聴率調査の指標の1つとして、リアルタイムのツイートデータに基づく「Nielsen Twitter TV Rating」を来年秋に提供開始する。
米調査会社のNielsenと米Twitterは12月17日(現地時間)、ツイートデータに基づく米市場向けテレビ視聴率調査「Nielsen Twitter TV Rating」の構築に関する数年契約を締結したと発表した。2013年秋から提供を開始する。
Nielsen Twitter TV Ratingは、既存の視聴率調査サービスを補完するもので、テレビ局や広告主に視聴者のソーシャル活動を理解するためのリアルタイムの指標を提供する。Twitterは「この新指標の目的は、ツイートしながらのTV視聴を、TVファンにとってより良いものにすることだ」としている。
Nielsenが11月26日に発表した調査結果によると、テレビを見ながらソーシャルメディアを利用するのは世界の調査対象の46%に上ったという。
日本ではビデオリサーチが10月に、Twitter上でのテレビ番組への反応を測る指標を整備する取り組みに着手したと発表している。
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