まさか製品化されるとは……写真で見る“2画面スマホ”「MEDIAS W」
2画面を搭載した折りたたみ型スマホ「MEDIAS W」をドコモが発表。実機を触ったメディア関係者からは「まさか本当に製品化されるとは」「意外とキビキビと動く」と驚きの声があがっていた。
折りたたむと普通のスマートフォン、開くと両面にディスプレイが――NTTドコモは1月22日、ディスプレイを2つ搭載した折りたたみ型スマートフォン「MEDIAS W」(N-05E、NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)を4月中旬に発売すると発表した。
表面と背面にそれぞれ、4.3インチ(540×960ピクセル)のディスプレイを搭載したスマートフォン。折りたたんだ状態では通常のスマートフォンと同様、表面のディスプレイのみで利用できる(端末スペックはこちらの記事で)。
端末を開くと“2画面スマホ”に変身。片面で動画を見ながらもう片面でネット検索したり、片面でWebサイトを見ながらもう片面でメモするなど2つの機能を同時に利用できるほか、両面をつなぎ、5.6インチの大画面スマートフォンとして利用することも可能だ。
「まさか本当に製品化されるとは」「意外とキビキビと動く」
ドコモ春モデル発表会のタッチアンドトライ会場では実機が数台展示され、メディア関係者からは、「まさか本当に製品化されるとは」「意外とキビキビと動く」など、驚きの声があがっていた。
実際に触ってみると、折りたたんだ状態なら通常のスマートフォンと同様に使え、本体の厚みも12.2ミリに抑えられているため、分厚さも感じさせない。ただ、裏面もディスプレイパネルになっているため、指紋が付きやすいのが気になった。
2画面モードは最初、何に使えばよいか戸惑ったが、地図を大きく表示したり、Web検索しながらメモやキャプチャを撮ったり、動画を見ながらSNSを利用したり――など、ユーザーによって多彩な用途が発案できそうだ。
関連記事
- 「iPhoneに十分対抗できる」――ドコモ春モデル、「イチオシはXperia Z」と加藤社長
ドコモの春モデル発表会で加藤薫社長は「Xperia Z」「Xperia Tablet Z」を“イチオシ”に挙げ、「iPhoneに十分に対抗できるのでは」と自信をみせた。 - 「Kindle Fireよりお求めやすい」 ドコモ、1万円切るタブレット「dtab」で「家庭にdマーケットを」
「Kindle Fireより少しお求めやすいかなと思っている」――ドコモはWi-Fi専用Androidタブレット「dtab」を9975円で発売。「dマーケット」を家庭内で手軽に利用してもらう狙いで、Amazon「Kindle」のビジネスモデルと「狙いは同じ」と加藤社長は明かす。 - 2画面スマートフォン「MEDIAS W」、ドコモが発売
2つの画面を搭載したAndroidスマートフォン「MEDIAS W N-05E」をドコモが4月中旬に発売。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.