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Facebookアプリ、2012年のモバイルアプリランキングでGoogleマップから首位奪う──comScore調べ
2012年のモバイルアプリの月間ユニーク訪問者数で、FacebookアプリがGoogleマップを抜いてトップに立った。ユーザーの滞在時間(12月のデータ)でも、Facebookが圧倒的な首位だった。
2012年に米国のiOSおよびAndroid端末で最も使われたアプリは米Facebookの公式アプリで、これまでトップだった米GoogleのGoogleマップは2位になった。米調査会社comScoreは1月23日(現地時間)、このような調査結果を発表した。
コンテンツ消費の舞台がPCからモバイルにシフトしている現在、広告主にとって効率的な出広先を見極めるのは重要なことだcomScoreは言う。
comScoreによると、Googleマップは月間ユニーク訪問者数でずっとトップだったが、米AppleがiOS 6でGoogleマップエンジンの採用をやめた2012年10月にFacebookアプリに首位の座を譲った。iOS向けGoogleマップがリリースされたのは12月13日のことだ。
トップはFacebookに奪われたものの、Googleの公式アプリは、12月のユニーク訪問者数のランキングの上位10本のうち5本を占めた。
ユーザーがアプリに費やす時間でも、Facebookが圧倒的に多く、23%だった。Facebook傘下のInstagramとGmail、Google傘下のYouTubeは、それぞれ3%。Googleのアプリをすべて合わせると10%になる。
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