日本エイサーは2月4日、「eMachines」ブランド製品の開発を終了し、Acerブランドに統合すると発表した。格安PCとして日本には2002年に上陸したeMachinesだが、米Gatewayを経て2007年に台湾Acerが買収していた。
「経営資源を集中し成長戦略をさらに加速するため、新規製品開発の終了を決定した」と説明している。販売中・販売済み製品のサポートは今後も継続する。eMachinesのWebサイトは今年12月31日まで掲載を続けるが、来年以降は決定後告知するとしている。
eMachinesは格安PCブランドとして2002年に日本に上陸。その後2004年にGatewayが買収して展開していたが、2007年にAcerがGatewayを買収したことでAcer傘下のブランドとしてPC販売が続けられていた。
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