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ニコン、Android搭載デジタルカメラでMicrosoftにライセンス料支払い
Microsoftとニコンが、ニコン製Androidデジカメに関する特許ライセンス契約を結んだ。ニコンがMicrosoftに特許使用料を支払う。
米Microsoftは2月21日(現地時間)、ニコンと特許ライセンス契約を結んだと発表した。ニコンが製造・販売する米GoogleのAndroid搭載カメラについて、Microsoftが特許使用料を受け取る。金額などの契約の詳細は公表されていない。
ニコンは昨年9月、Android 2.3.3搭載コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S800c」を発売した。実売想価格は4万8000円前後。
Microsoftは発表文で「デジタルカメラ業界のリーダー企業と協力できることを誇りに思う」と語った。同社はこれまで、Samsung、HTC、Acer、オンキヨー、Barnes & NobleなどとGoogle関連製品のライセンス契約を結んでいる。米Goldman Sachsは、Microsoftがこうしたライセンスにより、Android端末1台当たり3〜6ドルを獲得しているとみている。
Google傘下のMotorolaはMicrosoftと契約を結んでおらず、現在両社は係争中だ。
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