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世界でのスマートフォン出荷台数は2013年に携帯電話を超える──IDC予測
廉価版スマートフォンの登場や4Gネットワークの普及により、主に新興国での出荷台数が伸び、2013年中にスマートフォンの出荷台数がいわゆるフィーチャーフォンの出荷台数を超えるとIDCは予測する。
世界でのスマートフォンの出荷台数が、2013年中にいわゆるフィーチャーフォンを上回る──。米調査会社のIDCは3月4日(現地時間)、このような予測を発表した。2013年のスマートフォン出荷台数は9億1860万台になり、これは携帯電話全体の50.1%に相当するという。
廉価版スマートフォンの登場や世界各国での4Gネットワークの普及などにより、今後もスマートフォンの普及が進むという。2017年には出荷台数は15億台になり、携帯電話全体の3分の2を占めるとIDCはみている。
フィンランドのNokiaが2月にWindows Phone 8搭載の廉価なスマートフォンを発表した他、MozillaのFirefox OS搭載スマートフォンが間もなくブラジルで発売される見込みだ。
国別では、2013年のトップは2012年と同じく中国で、廉価なAndroid端末の普及に支えられて2位の米国の2倍以上に当たる3億120万台になるという。2位の米国は1億3750万台、3位は英国の3550万台。日本は4位の3520万台と予測する。
今後は新興国での伸びが大きく、2017年には2013年に6位のインドが中国と米国に次ぐ3位に、5位のブラジルが4位に上昇するとIDCはみている。
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