3月27日の東京株式市場で、スクウェア・エニックス・ホールディングス(東証1部)が大幅下落し、一時は前日比152円安の975円を付け、節目の1000円を割って昨年来安値を更新。終値は118円安(-10.47%)の1009円だった。
同社は前日、2013年の連結最終損益が130億円の赤字に転落する見通しだと発表。責任を取る形で和田洋一社長が退任することも明らかにした。業績悪化が嫌気されたほか、先行きの不透明感も売り注文につながったようだ。値下がり率は東証1部でトップ、全市場でも13位だった。
終値ベースの時価総額は1164億円。
関連記事
- スク・エニ大幅下方修正 130億円の最終赤字に転落へ
スク・エニが通期業績予想を大幅に下方修正。純損益が130億円の赤字に転落する見通しだと発表した。 - スク・エニ社長交代 和田氏から松田氏に
スク・エニが社長交代。現任の和田洋一氏から、代表取締役で経理財務担当の松田洋祐氏に代わる。 - 「パズドラ」絶好調のガンホー、2月だけで売上高100億円 前年同月比の13.8倍
ガンホーの2月の売上高は100億円。昨年1年間の売上高が285億円だった企業としては驚異的な伸びだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.