日本通信は3月28日、KDDIとソフトバンクモバイルに対しレイヤー2の相互接続を申し入れたと発表した。同社はNTTドコモと相互接続し、回線を借りるMVNO(仮想移動体通信事業者)サービスを展開しており、2社との相互接続で「より多様かつ低廉な通信サービスの提供を目指す」としている。
マルチキャリア化することで、冗長化した信頼性の高い企業向けサービスや、複数キャリアのLTEネットワークを統合的に利用することでカバレッジが最も広いLTEサービスの構築などが可能になるとしている。
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