バンダイは4月8日、昨年10月に阪神タイガースを引退した金本知憲選手がホームランを放つ瞬間をフィギュア「デジタルグレードマスター 金本知憲」として発売すると発表した。
フィギュア化されるのは、2003年5月18日の巨人戦で上原投手からホームランを奪ったシーン。阪神移籍後初の甲子園でのホームランであり、金本選手自身が「思い出に残る一打」として選んだ。金本選手は「ファンの皆さん以上に僕も期待をしています」とコメントしている。フィギュアは1/6サイズ(高さ約27センチ)。
「デジタルグレードマスター」シリーズの商品化は石川遼選手、浅田真央選手に続き3人目。本人の顔や実際に使用した道具などを3Dデジタルスキャンなどの先端技術を用いて精巧に立体化している。高性能デジタル彩色技術を駆使し、表情はもちろん、肌の色、しわなど細部まで表現するという。
連続フルイニング出場記録の試合数にちなみ1492体の限定生産で、すべてにシリアルナンバーが印字される。価格は2万5390円。予約受付はバンダイ公式ECサイト「プレミアムバンダイ」で4月9日午後6時より開始する。商品の発送は11月ごろを予定。
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