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ミクシィ、オンライン広告取引プラットフォーム「Vantage」テスト配信を開始
SNS「mixi」のユーザー属性を活用して外部サイトでのターゲティングが可能なDSP「Vantage」のテスト配信がスタート。
ミクシィは4月8日、広告主・広告会社向けオンライン広告取引プラットフォーム(DSP:Demand Side Platform)「Vantage」のテスト配信を開始した。
VantageはターゲティングにSNS「mixi」のユーザー属性や趣味趣向データなどを活用するDSP。mixi内にとどまらず、SSP(Supply Side Platform)を通じ外部サイトでのターゲティング配信も可能だ。mixiユーザーの個人情報が特定されることはなく、ターゲティング配信を希望しないユーザーに対しオプトアウト手段も用意している。
広告主のプロモーションごとに適した掲載先メディアに対し、最適な配信ロジックを自動で分析・学習するという。1インプレッション単位で広告枠の競争入札を行うRTB(Real Time Bidding)機能も持つ。
接続先のSSPはユナイテッドの「AdStir」を採用。現在5000を超えるスマートフォンメディアに利用されており、4月の広告インプレッション数は100億を超えて国内最大規模になるという。
今後、接続SSPを拡大させることでより多くのメディアへの広告配信を可能にするとしている。
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