ソニーは4月11日、液晶テレビ「ブラビア」の新製品として、4K(3840×2160ピクセル)対応の2機種を6月1日に発売すると発表した。昨年発売した84V型に加え、設置しやすい65V型、55V型を追加することで普及に弾みを付ける。
発売するのは「KD-X9200A」シリーズの2機種。オープン価格で、実売予想価格は65V型「KD-65X9200A」が75万円前後、55V型「KD-55X9200A」が50万円前後。
フルHDの4倍となる約829万画素のパネルと、独自の4K対応超解像エンジン「4K X-Reality PRO」により、デジタル放送やBlu-ray DiscのフルHD映像など、さまざまな解像度のコンテンツ4Kの高画質映像に変換して表示できる。新開発の「トリルミナスディスプレイ」により、新単色LEDバックライトによる液晶テレビでは表現できない領域まで色再現性を拡大しているという。
業界で初めてテレビに磁性流体スピーカーを搭載。ダンパーレスとすることでスリム化した上で伝達ロスも提言し、中高域で伸びのある明瞭なサウンドを実現するという。
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