仕事の愚痴をSNSではき出したいけど──サイバーエージェントは「SNSの愚痴」をテーマに20〜30代の男女500人にアンケートした結果をまとめた。SNSに愚痴を投稿したくても投稿できないことが多いという人が64.0%いたという。
SNSへの1日の投稿数は平均で7.6回。1日に平均200回程度投稿しているというヘビーユーザーもいた。
それでもためらわれるのが愚痴の投稿。「自分の投稿を見た人を不快にさせてしまうので」(61.3%)「自分のイメージを悪くしたくないので」(39.7%)といった理由が多かった。
投稿したくなる愚痴はやはり「仕事関係の内容」(55.3%)「友人・知人に関する内容」(34.1%)が上位に。投稿したくなるのは「自分の心の中の不満をスッキリさせたいので」が最も多く79.2%に。「誰かに共感をしてほしいので」も34.9%だった。
一方で、実際にSNSに愚痴を投稿した経験は71.8%があった。そのうち、愚痴を投稿したことで「トラブルになったことがある」も14.5%に。「相手にバレて、後日それについて問いただされ気まずい関係になった」など直接伝わったケースや、「愚痴の矛先を向けた人とは別の人が誤解して受け取ってしまった」と直接は関係ない人に思わぬ受け取られ方をした場合があった。
同社はAmebaで「きいてよ!ミルチョ」を運営。「友だち」「や「フォロワー」といった概念がない、ゆるいコミュニティーなので愚痴も投稿しやすい、とPRしている。
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