超音波でつくるクリーミーな泡 家ビールを楽しくする「ソニックアワー」で飲んでみました
超音波による振動でビールを泡立てる「ソニックアワー」をタカラトミーアーツが発売する。自宅のグラスを使って一瞬で泡立ちのよいビールを楽しめるのが特徴だ。
タカラトミーアーツは、超音波振動を利用して家庭で手軽に「極上の泡」を作ることができる「ソニックアワー」(3990円)を4月25日に発売する。
ソニックアワーは、超音波を利用してグラスの底面に均一に振動を与えることで「炭酸飲料を振った時と同じような原理」(開発担当の金子義信さん)でクリーミーで滑らかな泡を発生させる装置。専用のグラスを用意する必要はなく、手持ちのものを使って食卓やパーティなどで気軽に泡立ちのよいビールを楽しめる。単三形電池を電源とするため、持ち運びも容易だ。
使い方は、上部のトレイに水を張り、泡を立てずにビールを注いだグラスを置いてボタンを押すだけ。ワンタッチで決められた量の超音波が発生し、一瞬できめ細かい泡が発生する。
実際に飲んでみると、お店でサーバーから注いでもらったビールのような口当たりのよさにびっくり。ボタンを押すだけでふわふわの泡ができるのも楽しくて、これがあるとどんどん飲んでしまいそう。「ビールを泡立てる以外の使い道も?」と無茶な質問をしたところ「気が抜けたコーラやジンジャーエールがつくれます」と答えてくれた。
本商品は、ビールをよりおいしく飲むことにこだわった「ビールアワーシリーズ」の第3弾。第2弾「ジョッキアワー」と同時に開発が進められ、足かけ2年にわたって改良されてきた。開発担当の金子さんは「ノンアルコールビールや発泡酒などでもクリーミーな泡立ちを楽しめるよう何度もテストを繰り返した」と自信をのぞかせている。
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