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Googleの高速ブロードバンド実験サービス、第三弾はユタ州プロボに
Googleが、1Gbpsのブロードバンドを低価格で提供する実験的サービス「Google Fiber」の3つ目の実施地域として、IT系新興企業が集まるユタ州プロボを選択したと発表した。既存の光ファイバーネットワークを買収し、アップグレードする計画だ。
米Googleは4月17日(現地時間)、ブロードバンド実験サービス「Google Fiber」の3つ目の実施地域として、IT関連の新興企業が多く“シリコンスロープ”と呼ばれるユタ州プロボ市を選んだと発表した。
Google Fiberは、Googleが掲げる“Web高速化”促進の取り組みの一環として2010年に発表した1Gbpsブロードバンド提供プロジェクト。現在カンザスシティ(カンザス州およびミズーリ州))で実施中で、2014年半ばにテキサス州オースティンで開始する計画だ。
プロボでのGoogle Fiber提供のために、Googleはプロボ市が運営する光ファイバーネットワーク「iProvo」を買収することで合意したことも発表した。この買収が完了し次第、iProvo経由のGoogle Fiber提供に向けてネットワークのアップグレードを開始するという。
Provo在住者は、Google Fiberのページから実験への参加を申し込める。サービス内容は、カンザスシティとオースティンでのものと同等で、初期費用300ドルのみで5Mbpsのネットワークに接続できるようになるコースから、Google TVも利用できる月額120ドルのコースまで3種類から選べる。
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