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新作映画、地方のシネコンでも上映を 共同購入者集めて実現する新サービス

新作映画を地方のシネコンで上映するためのサービスがスタート。映画名とシネコンを指定してチケットを仮購入し、購入者が一定数を超えると上映が実現する。

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 映画館によるクーポン販売を専門に扱う共同購入サイト「ドリパス」を運営するブルームとGyaOは4月24日、新作映画を地方のシネコンで上映するためのチケット共同購入サービス「新作映画上映サービス」を開始した。

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チケット共同購入ページ

 全国公開規模ではない特定の新作映画ついて、地方のシネコン(全国16カ所のTOHOシネマズ)ごとに、上映希望者のチケットの仮購入を募る。映画を観たい地方在住者は、映画とシネコンを指定し、チケットを仮購入。仮購入数が一定数に達すると、そのシネコンでの上映が決まる。「Yahoo!映画」の作品ページや映画館ページでサービスを行い、集客を図る。

 第1弾作品として、米国のスリラー映画「野蛮なやつら」(チケット1枚1000円)、大波に挑むサーファーを描いた映画「マーヴェリックス 波に魅せられた男たち」(チケット1枚1200円)のチケット販売をスタートした。

 シネコンでは、興行収入を見込みやすい全国公開規模の大作を中心に上映スケジュールが編成されるため、地方都市ではスクリーンのほとんどが大作の上映で占められ、それ以外の新作が上映されないケースが増えているという。新サービスは、ネット上で映画の告知からチケット販売まで完結し、事前に一定の来場者を見込んだ上で映画館へ送客できる、配給興行側がリスクを負わないO2O(Online to Offline)サービスとアピールしている。

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