VAIOに新シリーズ「VAIO Fit」 タッチパネル対応機種を拡充
ソニーは、新シリーズ「VAIO Fit」などWindows 8搭載のVAIO夏モデル全9機種を発表した。
ソニーは5月7日、Windows 8搭載の「VAIO」夏モデルを発表した。家庭向けノートPCの新シリーズ「VAIO Fit」を始め、タブレット兼用型の「VAIO Duo 11」、デスクトップ一体型の「Lシリーズ」の3シリーズ9機種をそろえる。うち7機種がタッチ操作に対応。5月中旬から6月にかけて順次発売する。
「VAIO Fit」は、上位モデルとして15.5インチの「VAIO Fit 15」と14インチの「VAIO Fit 14」の2つのサイズを用意。タッチ操作に対応し、15.5インチモデルはフルHD液晶ディスプレイ(1920×1080ピクセル)を採用する。実売予想価格は「VAIO Fit 15」が約18万円(Core i7-3537U搭載)、約16万5000円(Core i3-3227M搭載)、「VAIO Fit 14」が約15万円。
Fitの下位モデル「VAIO Fit 15E」は高輝度液晶(1366×768ピクセル)を搭載し、NFCに対応したヘッドホンやスピーカー、スマートフォンをかざすことで音楽や画像をVAIOの画面に転送できるワンタッチ機能を備える。実売予想価格は約10万5000円。
タブレット形状でも使用できる「VAIO Duo 11」は、春モデルに比べメモリ容量が4Gバイトから6Gバイトに増加した。11.6インチフルHD液晶ディスプレイを採用し、Core i5-3337U、128GバイトSSDを搭載する。タブレット時のサイズは約320(幅)×199(奥行き)×18(高さ)ミリ、重さは約1.3キロ。実売予想価格は約16万円。
一体型デスクトップPCのLシリーズの夏モデルは、4機種中3機種がタッチパネルに対応。デジタルチューナーを搭載しテレビ視聴も可能で、液晶テレビ「ブラビア」の高画質エンジン「X-Reality」で高画質な映像を楽しめるという。液晶ディスプレイは24インチフルHD。実売予想価格は19万円から。
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