LINEは5月9日、無料メッセンジャー&通話アプリ「LINE」事業の業績(監査未完了)を開示した。1〜3月期の売上高は58.2億円で、前四半期の10〜12月期から1.9倍に拡大している。利益は開示していない。
1〜3月期の売上高の内訳はゲーム課金が約50%を占め、スタンプ課金が約30%。地域別では日本が約80%だった。登録ユーザー数は4月末に世界1億5000万人を超えている。
同社は4月1日、旧NHN JapanからLINE事業などを分割する形で発足した。官報に掲載された決算公告によると、旧NHN Japan(ハンゲーム事業など含む)の2012年12月期は売上高259億円に対し営業損益は7億700万円の赤字、最終損益は19億1400万円の赤字だった。LINE事業への投資がかさんだとみられる。
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