「竹すだれがカビだらけ」 丸亀製麺のFacebookページに客が写真投稿 運営企業が公式サイトで謝罪
「この竹すだれカビだらけでした」――讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」の公式Facebookページに、来店客がカビだらけの器の写真を投稿。運営企業が謝罪した。
「この竹すだれカビだらけでした」――讃岐うどんチェーン「丸亀製麺」の公式Facebookページに4月上旬、来店客の一般ユーザーが写真付きでこんなクレームを投稿し、運営元のトリドールがコメント欄で謝罪するという出来事があった。同社は1カ月後の5月9日、公式サイトでも改めて事態を報告。「ご心配をおかけしまして誠に申し訳ございません」と謝罪した。
丸亀製麺のFacebookページは一般ユーザーからの投稿を受け付けており、普段は、店舗で食事した客が感想や写真などを投稿。顧客と丸亀製麺や、顧客同士の交流の場になっている。
カビ付きすだれの写真が投稿されたのは4月8日。「昨日、食べたざるうどん。おいしかったあとにどんでん返しがありました。この竹すだれカビだらけでした。たまたま、裏返したので気づきました」などと書かれ、うどん容器のざるの上に、カビが浮き出た写真が掲載された。投稿者は店舗に直接クレームを入れたが、店長不在などで満足な対応が得られず、Facebookに投稿したという。
投稿の同日中に、同社はコメント欄で「ご心配をおかけして申し訳ございません」と謝罪。「4月7日に店舗から報告を受け、8日に全店で問題を確認、9日に衛生管理の見直しとスタッフ指導を完了。問題はすべて解決された」などと対策を報告していた。だが、対応に不満や不安を持つユーザーは多かったようで、批判のコメントが投稿され続け、5月9日には、この問題を報じる記事が複数のニュースメディアに掲載されていた。
5月9日に同社が公表した報告文によると、かびの原因は、洗浄後に水分が残ったままの状態で、ざる(竹すだれ)を保管していたこと。対策として、食器洗浄と乾燥に関するマニュアルを作成・周知徹底するなど、店舗での衛生管理状況の見直し・スタッフへの指導を行い、「同様の事案が二度と発生しないよう、直ちに対策を講じた」と釈明。「既に全店舗での安全を確認しておりますので、安心してお食事ください」としている。
関連記事
- 吉野家公式Twitterが意味不明ツイート 「きええさらへへほひ」
吉野家が運営する公式Twitterアカウントが4月22日午後、「きええさひふらへへへはへ」といった意味不明なツイートを次々に投稿した。 - Twitterで下半身露出動画を公開した男が炎上 勤務先の「とんかつ和幸」が謝罪、解雇
男性が下半身を露出するなどした動画をTwitterで公開して騒ぎになり、この男性が勤務する「とんかつ和幸」の運営会社が謝罪。男性は警察に出頭したという。 - 著名スポーツ選手の「カルテみた」と実習生がTwitterに投稿 病院と学校が謝罪
医療事務の実習生がスポーツ選手のカルテを閲覧したことをTwitterに投稿し、病院と学校が「医療従事者としてあるまじき行為」と謝罪する騒ぎに。 - 福島第1原発ライブカメラに写り込んだ人物? ネットで名乗り出る 指さしの「意図」を説明
東京電力福島第1原子力発電所のネットライブカメラに8月下旬、防護服姿でカメラに向かって指をさす人が写り込んだが、その本人だという男性がネットに現れた。下請け作業員の雇用状況の改善を訴える意図があったという。 - 吉野家、「テラ豚丼」動画騒動で謝罪
吉野家のアルバイト店員とみられる人物が、豚丼を山盛りした「テラ豚丼」を作った様子を撮影して動画投稿サイトに投稿し、ネット上で「不衛生だ」などと騒動に。吉野家は「大変不安、不快な思いをさせてしまっことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。 - 2011ネットの風景:もの言う人々
「まったく盛り上がらない」「最悪」──Amazon.co.jpの「機動戦士ガンダムAGE」BD版の販売ページには、同作品を酷評するレビューがあふれている。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.