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ドコモがパイオニアに出資、3位株主に 自動車向け情報サービス展開

ドコモがパイオニアに資本参加して3位株主に。両社でクラウド型自動車向け情報サービスを展開する。

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 パイオニアは5月13日、NTTドコモと資本・業務提携を結ぶことで合意したと発表した。NTTドコモを割当先とする約50億円の第三者割当増資を実施し、増資後ドコモはパイオニア発行済み株式の6.92%を保有する3位株主になる。ドコモとパイオニアは、自動車向け情報サービスを展開するとなるクラウド基盤を共同で構築、サービス提供を目指す。

 第三者割当増資は6月28日払い込みで実施。また同日払い込みで三菱電機を割当先とする約39億5000万円の第三者割当増資も実施する。三菱電機の保有比率は現在の2.3%から7.49%に上昇、筆頭株主のシャープに次ぐ2位株主になる。

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提携の狙い

 ドコモとパイオニアはスマートフォン向け情報サービス「ドコモ ドライブネット」で協業しており、資本提携で関係を強化。パイオニアのカーナビ向け地図やコンテンツ配信技術とドコモのコンテンツ、車載端末やスマートフォンからの位置情報などを組み合わせ、クラウドを通じカーナビやスマートフォン、タブレットなどマルチデバイスで利用できる情報サービスの構築を目指す。

 三菱電機とパイオニアはカーナビプラットフォーム開発を共同で進めており、出資関係の強化で次世代カーナビの開発力を強化する。

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