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デジタルサイネージで伊豆の開花状況をリアルタイムに NTTと伊豆急、観光促すO2O実験
NTTと伊豆急は、デジタルサイネージを利用した情報発信で観光客の周遊を促進するO2O実験サービスを実施する
NTT(持ち株会社)は、伊豆急グループと共同で、デジタルサイネージによる情報発信を活用し、静岡県・伊豆で観光客の周遊を促すO2Oトライアルサービスを5月15日に始める。
伊豆急行線の駅構内などに設置したデジタルサイネージやタブレット端末に、伊豆の観光スポット全11カ所の花々の開花状況や風景を写真や動画で配信する。観光客は、ディスプレイに表示されたQRコードをスマートフォンなどで読み取り、観光スポットのクーポンを取得できる。
期間中、専用サイト「伊豆花だより」を開設し、伊豆の花に関する情報を発信する。ユーザーからの写真やコメントの投稿も募り、投稿された写真は各地に設置されたデジタルサイネージやタブレット端末にリアルタイムに配信される。トライアルサービスは7月15日まで2カ月間の予定。
NTTが開発した情報配信システム「投稿型ウェブサイネージ」を導入。汎用ディスプレイに無線LAN対応スマートスティックを挿入するだけでデジタルサイネージ化できるのが特徴。
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