Google Glassアプリ「Glassware」をFacebookやTwitterが公開
Google I/Oの2日目のセッションで、FacebookやTwitterなどの公式アプリや、ソーシャルゲームアプリ「ICE BREAKER」が披露された。
米Googleは5月16日(現地時間)、開催中の年次開発者会議「Google I/O 2013」の「Developing for Glass」セッションで、Google+アプリやFacebookやTwitterによるサードパーティー製アプリを紹介した。
セッションで紹介されたのは、Facebook、Twitter、Evernote、Tumblr、CNN、Elleのアプリ。セッションを行った同社のティモシー・ジョーダン氏は、これらのアプリを「Glassware」と呼んだ。プロトタイプのGlassの所有者は、MyGlassからこれらのアプリをインストールできる。
例えばEvernoteでは、Webアプリで作成した買い物リストをGlassに転送し、Glassで表示するといった使い方が紹介された。
Twitterアプリでは、アクティビティのプッシュ通知、投稿の表示とコメント追加、写真の表示などが可能だ。プッシュ通知を受け取る相手は選択できる。
FacebookアプリではGlassで撮影した写真にコメントを付けて共有する機能が紹介された。Facebookアプリについては既にヘルプページがある。
このセッションでは、Glass Collectiveのサポートを受けている開発者らが制作したGlassゲーム「ICE BREAKER」も紹介された。位置情報を利用したソーシャルゲームで、ゲーマーはICE BREAKERがマッチングした近くにいる他のゲーマーを見つけ出して接触し、ソーシャルポイントを獲得するというルール。Glassユーザーが少ない今だからこそ成り立つ実験的なゲームといえる。
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