MacとPC用ジェスチャー制御端末「LEAP Motion Controller」、7月22日発売へ
Leap Motionが昨年5月に発表し、ソフトウェアのバグ修正で発売が遅れているMacおよびWindows向けジェスチャー操作システム「LEAP Motion Controller」が、7月22日に79.99ドルで発売される。
米Leap Motionは5月20日(現地時間)、MacとWindowsでのジェスチャー入力を可能にする「LEAP Motion Controller」でWindows 8を操作しているデモ動画を公開した。
同社は昨年5月、「LEAP」という名称で同端末を発表し、2013年1月までに69.99ドルで発売するとしていたが、その後ソフトウェアのバグ修正のために出荷が遅れ、現在の出荷予定は7月22日。販売価格も当初より10ドル高くなり、現在79.99ドルで予約を受け付けている(2月27日までに予約した顧客に対しては、69.99ドルで提供する)。昨年の発表段階では、iMacを操作するデモ動画が公開された。
PC側の要件は、Windows 7/8あるいはMac OS X 10.6 Snow Leopard、AMD Phenom IIあるいはIntel i3/i5/i7、RAMは2Gバイト以上、USB 2.0ポート、インターネット環境。
Windows 7および8では、既存のアプリをそのままジェスチャーで操作できるという。Mac OS X版については“間もなく”紹介できるとしている。
同社はまた、7月の端末発売に合わせ、専用アプリストア「Airspace」を開店する計画。サードパーティー製のジェスチャー入力に特化したペイントソフトやゲーム、教育ソフトなどさまざまなカテゴリのアプリを販売する。
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映画「マイノリティ・リポート」のようなジェスチャー入力を実現するコンパクトな端末を米Leap Motionが発表した。
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