朝ドラ「あまちゃん」、4月のNHKオンデマンド視聴数トップ10を独占 「OPが良い」などさまざまな反響
NHKが、2013年4月分の「視聴者対応報告」を発表。連続テレビ小説「あまちゃん」がNHKオンデマンドの視聴数トップ10を独占。
NHKが、視聴者から寄せられた意見や要望、問い合わせをまとめた「視聴者対応報告」の4月分を公表した。4月にスタートした連続テレビ小説「あまちゃん」に対する反響などをまとめている。
放送開始から寄せられた反響は1587件。2010年以降に放送された6作品と比較すると、好評意見の割合は「ゲゲゲの女房」に次いで高いという。男性からの反響が女性を上回っているほか、40代からの意見がやや多く、70代以上が少なかった。
好評意見は「今回の朝ドラは久々に毎日見なきゃ、と思える作品」といった内容。「オープニングの音楽がとても良い。歌詞はないが、あの音楽を聴くと『さぁ!きょうも頑張るぞ』と元気が出る」(50代女性)など、オープニングテーマ曲に対するものが多かった。
一方、ヒロインの父親が使用する個人タクシーが韓国車だったことに対し厳しい意見が186件寄せられたという。NHKによると、ドラマや映画用の車を扱う会社を通して長期現地ロケに協力可能な車両を手配したところ、たまたま韓国車だったとしている。
4月のNHKオンデマンドの総合視聴数ランキングでは、上位20番組中、17番組をあまちゃんが占めた。上位10番組全てが連続テレビ小説となったのは初めてで、「番組への関心の高さがうかがえる」とした。
資料では「方言として登場する“じぇじぇじぇ”は本当は“じゃじゃじゃ”ではないのか」「駅長さんと副駅長さんの2人はいつも駅の仕事をしていない、職場放棄では」などの問い合わせに関しても回答している。「岩手県久慈市小袖地区で実際に驚いた時に使われている言葉」「副駅長が店を手伝うのは北三陸鉄道の仕事。2人が客として店にいる時は業務の合間で、ドラマに描写されていないところで仕事をしているとご理解ください」
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