ゼンリンは6月24日、スマートフォンで全国の住宅地図を閲覧できる「ゼンリン住宅地図スマートフォン」を7月1日から開始すると発表した。月額945円で、当初はNTTドコモのAndroid端末のみ対応。9月からKDDIとソフトバンクモバイル向けにもサービス開始予定。
フィーチャーフォン向けの既存サービス「携帯電話版ゼンリン住宅地図」をスマートフォン向けに操作性を向上させた。自動更新で最新の地図が反映され、1軒ずつの建物名称や居住者名、番地を表示する。ビルや集合住宅の場合は、事業所名や居住者名の一覧を階数ごとに見られる。
フリーワード入力と、広域住所から順に絞り込む検索が可能。過去の検索履歴は10件まで保存できる。「ドコモ地図ナビ」と連携することで、閲覧した場所までのルート案内も行える。
専用アプリではなく標準ブラウザで利用する仕組み。当初はNTTドコモのAndroidスマートフォンのみ対応し、タブレットでの利用は不可。料金はドコモのspモード決済で支払える。KDDIとソフトバンクモバイル向けサービスは9月スタートを予定している。
昨年10月から提供している法人向け住宅地図配信サービス「配送パック」「建設パック」(月額2100円)と比較すると利用できる機能がやや少ない。同時契約は不可で、乗り換えには1度退会手続きが必要。
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