ニュース
村井純氏と故石田晴久氏、マーク・アンドリーセン氏らとともに「インターネットの殿堂」入り
インターネット協会が昨年から始めた「Internet Hall of Fame(インターネットの殿堂)」の受賞者が発表された。2人の日本人の他、昨年自殺した若きネット活動家、アーロン・シュワルツ氏も選ばれた。
インターネット協会(ISOC)は6月26日(現地時間)、今年で2回目になる「Internet Hall of Fame(インターネットの殿堂)」受賞者32人を発表した。日本からは、慶應義塾大学環境情報学部長の村井純氏と、情報工学者の故石田晴久氏が殿堂入りした。
この他、Mosaicを共同開発したNetscapeの共同創業者、マーク・アンドリーセン氏、Free Software Foundation創設者のリチャード・ストールマン氏、今年1月に自殺したネット活動家の故アーロン・シュワルツ氏(享年26)などが名を連ねる。
授賞式は8月3日にドイツのベルリンで開催される予定だ。
昨年の第1回では、ロバート・カーン氏、ヴィントン・サーフ氏、ティム・バーナーズ・リー氏、フィル・ジマーマン氏、リーナス・トーバルズ氏、ミッチェル・ベイカー氏、高橋徹氏など33人が選ばれた。
関連記事
- ネット活動家のアーロン・シュワルツ氏が自殺 「米司法制度の犠牲」と家族
RSSの制作やredditへの貢献、インターネットに関する政治活動で知られるアーロン・シュワルツ氏(26)が自殺した。同氏は学術論文サイトからのデータ窃盗の疑いで米連邦地検に訴えられており、家族は「連邦地検の決定がアーロンの死の要因だ」としている。 - 「新経済サミット」にTwitterやPinterest創業者らネット企業の大物多数
- Googleの電脳メガネ向けファンド「Glass Collective」立ち上げ TwitterやEvernoteも開発中
「Glass Collective」はGoogle VenturesとVC大手のAndreessen HorowitzおよびKPCBが立ち上げたProject Glassの開発者を支援するファンド。KPCBのジョン・ドーア氏によると、既にTwitterやEvernoteがGlass関連サービスを開発中だ。 - 石田晴久氏が死去 UNIX、インターネットの国内普及に尽力
日本にUNIXを初めて紹介し、UNIXやC言語の基本書籍の邦訳やインターネット発展に尽くしてきた石田晴久氏が死去した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.