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「ネット党首討論会」視聴者は前回比9割減 ユーザー質問で児童ポルノ禁止法問題
「ネット党首討論会」の視聴者数は十数万人と、初回だった前回より9割も減少。ユーザーからの質問にこたえ、各党党首が児童ポルノ禁止法について意見を述べた。
ドワンゴの動画サービス「niconico」が主催する「ネット党首討論会」が6月28日、東京・六本木のニコファーレで開かれ、与野党8党の党首が討論に参加した。その様子はニコニコ生放送とUsteramでライブ配信され、両サイト合計で十数万人がリアルタイム視聴した。
昨年11月に開かれた初のネット党首討論会はニコ生のみで配信して140万人が視聴しており、今回の視聴者数はその10分の1以下と注目度が激減。会場に取材に訪れたメディアの数も減っていた。
出席者は自由民主党・安倍晋三総裁、民主党・海江田万里代表、公明党・山口那津男代表、みんなの党・渡辺喜美代表、生活の党・小沢一郎代表、日本共産党・志位和夫委員長、社会民主党・福島みずほ党首、みどりの風・谷岡郁子代表。当初出席予定だった日本維新の会・橋下徹代表は「大阪市の委員会に出席するため」欠席した。
討論は、あらかじめユーザーから募集した経済政策や外交などに関する質問に各党首が答えたり、安倍首相に疑問を投げかける形で進行。ユーザーからの質問が多かった、児童ポルノ禁止法改定案への是非については、各党首が意見を表明した(詳細は別記事で)。会場のスクリーンでは会の冒頭と最後にユーザーのコメントが表示されたが、各党首からコメントへの言及はなかった。
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