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仮想空間で党首が選挙カーに アメーバピグで“街頭演説”
サイバーエージェントはネット選挙運動解禁に向け、政治家のオフィシャルブログ情報などをまとめた特設サイト「参議院選挙2013」を開設。公示日である7月4日にはアメーバピグで党首のアバターが“演説”を行う。
サイバーエージェントは7月2日、ネット選挙運動解禁に向け、政治家のオフィシャルブログの更新情報などを紹介する特設サイト「参議院選挙2013」をオープンした。参院選が公示される4日には、アメーバピグ内に政党党首のアバターが登場し、選挙カーからユーザーに呼びかけをする予定。
同社は政治家の公式ブログ開設を支援しており、現在、参院選挙候補者の3分の1にあたる約120人がAmebaブログを利用しているという。特設サイトでは、候補者のブログの更新情報やトピックスを紹介するほか、政治や選挙に対する基礎知識やネット選挙運動における注意点を啓発するコンテンツ、Amebaユーザーへのアンケート調査結果などを掲載する。
アバターコミュニティサービス「アメーバピグ」内では、仮想空間の街中に選挙カーや政党党首らがアバターとして登場。党のスローガンなどのメッセージを発信したり、オリジナルTシャツやうちわのアイテムを配布するなど、仮想空間での政治活動に取り組む。4日にはアメーバピグ内の「渋谷」に自由民主党、民主党、公明党、日本維新の会の選挙カーや党首が現れ、アメーバピグのユーザーに呼びかけを行う予定だ。
同社は今後も「政党や政治家によるソーシャルメディア活用をサポートし、インターネットユーザーの政治関心の向上や政治参加促進の一助となることを目指す」としている。
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