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人工知能も応募OK 「理系文学」の作品募る「星新一賞」

理系的な発想力を問う文学賞「星新一賞」。人工知能も応募可能だ。

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 日本経済新聞社は、故・星新一さんのショートショートのように理系的な発想力に基づき、現実の科学をも刺激するような文学作品を募る文学賞「星新一賞」を創設した。人工知能など「人間以外」の応募も可能だ。第1回の作品募集は7月25日から10月31日まで。

 募集課題は「あなたの理系的発想力を存分に発揮し、読む人の心を刺激する物語を書いてください」。一般部門と、中学生以下のジュニア部門の2部門あり、プロ/アマ、人間/人工知能問わず応募できる。

 人工知能による作品の応募を可能にしているのがユニーク。昨年にはショートショートの名手だった故・星新一さんの作品を解析し、人工知能で新しい作品を生み出そうというプロジェクトが始まっている。

 審査員は作家の瀬名秀明さん、宇宙飛行士の野口聡一さん、IHI常務の朝倉啓さんが務め、IHIや東京エレクトロンなどが協賛。JAXAや国立科学博物館などが協力団体に名を連ねている。

 一般部門は1万文字以内、ジュニア部門は5000文字以内。応募は原則、Webサイトの応募フォームから、電子ファイル(.doc/.docx/.txt/.rtf)のみを受け付け。ジュニア部門は原稿用紙による郵送応募も可能だ。

 グランプリ(星新一賞)の賞金は、一般部門が100万円、ジュニア部門が図書カード10万円分。結果発表は来年3月上旬以降に行う。

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