コンビニ店員がアイスの冷蔵ケース内で寝転ぶ写真、Facebookに ローソンが謝罪、FC契約解除
アイスクリームを販売する冷蔵ケースの中に従業員が入って寝転がる様子を撮影した写真がネットに投稿され、ローソンが「あってはならない行為」と謝罪。
コンビニエンスストア「ローソン」店内でアイスクリームを販売する冷蔵ケースの中に従業員が入って寝転がる様子を撮影した写真がFacebookに投稿され、「不衛生ではないか」と騒動になった。ローソンは7月15日、「食品を取り扱うものとしてあってはならない行為」として謝罪し、店舗とのフランチャイズ契約を解約したことを明らかにした。
問題になった写真は、店内のアイスクリームを販売する冷蔵ケースの中に、Tシャツ・ハーフパンツ姿の若い男性が寝る形で入り込んでおり、友人が「もう22になる人が何をしゆがで!」「あえて言おう!カスであると!」といったコメントとともに投稿していた。写真に入ったロゴからローソン店内であることも分かるようになっていた。
この写真がネット掲示板などに転載され、店舗の情報や、写真に写った男性が店舗関係者の親族だといった情報が書き込まれるなどして“炎上”状態に。「ローソンのアイスは買わない」といった声もあり、同社への通報も相次いだようだ。
ローソンによると、この店舗は同社加盟店の高知鴨部店(高知市)。事実確認をした上で冷蔵ケースとアイスクリームは撤去し、(1)契約条項に基づき同店とのフランチャイズ契約を解約、(2)ケースに入った従業員を解雇させ、ほかの従業員への再教育、(3)15日午後5時からの同店の休業──を決めた。再オープンは決まり次第告知するという。
同社は「お客さまには大変不安・不快な思いをさせてしまいましたことを心より深くお詫び申し上げます。食品を取り扱うものとしてあってはならない行為だと反省しております。二度とこのようなことが起きぬよう、全社員・加盟店一丸となって信頼回復に努めてまいります」としている。
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