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LINEがニュースアプリ参入 「ひと目で分かるやさしいニュース」でNo.1目指す
LINEブランド初のメディアサービス「LINE NEWS」が公開。媒体各社が配信しているニュースを要約して表示し、短時間で「ざっくり」把握できる。
LINEは7月17日、LINEブランド初のメディアサービスとして、スマートフォン向けニュースアプリ「LINE NEWS」を無料公開した。媒体各社が配信しているニュースを要約して表示し、短時間で「ざっくり」把握できるサービス。ポータルの核となるニュースに参入し、スマートフォン時代の王道ニュースサービスを目指すとしている。
媒体各社が配信している記事を人力で3〜4行に要約。「です・ます」など口語体を用いて親しみやすく読めるようにした。記事下のリンクをタップすると、元となった媒体社のニュースにアクセスできる。
話題の事件やニュースなどは、第1報から現在までの流れを時系列にまとめて表示。ユーザーが閲覧したトピックを認識し、その後に届く関連記事を続報としてプッシュ通知する機能を備えた。
「livedoor ニュース」で培ったポータルサイトの編集力と「NAVERまとめ」のキュレーション力を組み合わせた。同社の島村武志執行役員は「やさしいニュースという視点でニュースの受け取り方にイノベーションを起こし、No.1ニュースサービスを目指す」とコメントしている。
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「機は到来したのかなと」。国内3500万、世界7600万のユーザーを抱える無料メッセンジャーアプリ「LINE」。そのユーザー層を土台として、Facebookアカウントによる認証機能や安価な企業向けアカウントなど「生活のインフラ化」に向けた機能を多数投入していく。
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