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「パズドラ」大ヒットのガンホー、売上高10.5倍の746億円 1〜6月期、営業益451億円
ガンホーの1〜6月期は売上高が10.5倍の746億円、営業益が44.3倍の451億円に。営業利益率は61%と高い。
ガンホー・オンライン・エンターテイメントが7月29日発表した2013年1〜6月期の連結決算は、売上高が前年同期比で約10.5倍の746億円、営業利益が44.3倍の451億円となるなど、「パズル&ドラゴンズ」などのヒットで破格の増収増益となった。
営業利益率は約61%。経常利益は約42倍の453億円、最終利益は約26倍の281億円だった。
モバイルコンシューマ事業でパズドラのダウンロード数が1600万を超えて「これまで類をみないゲームタイトルへと成長」。「ケリ姫」シリーズも600万ダウンロードを超えた。同事業の実績(内部消去前)は売上高が713億円、営業利益が458億円と、連結業績の大半を稼ぎ出している。
7月度の単体売上高見込みは135億円。
同社は通期の業績見通しを公表していない。
同日の同社株価(JASDAQスタンダード)終値は10万6000円。終値ベースの時価総額は1兆2208億円。
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