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YouTube、登録者100人以上のチャンネルでライブ配信が可能に
5月から登録者1000人以上のチャンネルで可能になったライブ配信機能の利用対象者がさらに拡大され、100人以上の登録者がいるチャンネルであれば利用できるようになった。また、アノテーションやカスタムサムネイル機能の提供対象も拡大される。
米Google傘下のYouTubeは8月2日(現地時間)、YouTubeのコミュニティガイドラインを順守し、100人以上の登録者を持つチャンネルに、ライブ配信機能を提供すると発表した。
自分が対象者かどうかは、チャンネル設定ページの「ライブイベント」項目に「有効にする」ボタンが表示されているかどうかで判断できる。
YouTubeは2011年4月から、一部のパートナー向けにライブ配信機能の提供を開始し、今年の5月から対象者を1000人以上の登録者を持つチャンネルに拡大した。
同社はこの他、幾つかのチャンネル収益化支援ツールの提供対象を拡大すると発表した。
「アノテーション」は、動画にテキスト、リンク、ホットスポットを重ねる機能。例えばオンラインショップのチャンネルで、新製品を紹介する動画を公開する際、オンラインショップのその製品の販売ページへのリンクを重ねることができる。
「カスタムサムネイル」は、動画のサムネイルとして、自動的につくものではなく、カスタマイズした画像を設定できる機能。
また、再生リストの設定で「シリーズ」を有効にすると、視聴者が再生リストの中の1本を再生すると、次のエピソードとプレイリスト全体へのリンクを表示するようになった。
いずれの機能も、利用できるかどうかはチャンネル設定の機能ページで確認できる。
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