Android版Google+アプリ、マルチアカウント対応やGoogleドライブの写真閲覧機能
Android版Google+アプリが数日中にアップデートされ、マルチアカウントを切り替えて使えるようになり、Google Drive上の画像や動画を閲覧・共有できるようになる。
米Googleは8月14日(現地時間)、Android版Google+を数日中にバージョン4.1にアップデートし、幾つかの新機能を追加すると発表した。
このアップデートで、現在Google+の1機能として提供されているチャット機能「メッセンジャー」がなくなる(現行版でも「メッセンジャー」を選ぶと「ハングアウトに更新」と表示される)。これまでの会話履歴はGoogle Takeoutで保存できる。
加わる主な新機能は以下の通り。
複数アカウントのスイッチが可能に
Android版Gmailアプリと同様に、複数アカウントをメニュー上で切り替えて使えるようになる(いちいちログアウト/ログインしなくて済む)。また、管理しているGoogle+ページがアプリメニューに表示される。
Googleドライブの画像と動画にGoogle+からアクセス
Google Driveに保存してある画像と動画をGoogle+で閲覧・編集できるようになった(編集はGoogle Drive上のオリジナルには反映されない)。
これはAndroid版アプリだけでなく、Webブラウザで利用するGoogle+でも同様だ。
位置情報のサークル別設定
自分の位置情報の表示を、かなり正確なピンポイントか、もう少し広範囲なレベル(city level)のいずれかに設定できる。サークルごとに設定できるので、例えば家族のサークルではピンポイントに、同僚とのサークルは広範囲レベルに設定するといったことが可能だ(位置情報は完全に非表示にすることも可能)。
Google Apps for Businessのサポート
Google Apps for Businessのアカウントを持っている場合、管理者がGoogle+を有効にしていれば、コンテンツを組織内で共有でき、誰がAppsのドメイン内のメンバーかが分かるようになる。
変更履歴:メニューから「ハングアウト」が消えるとしていましたが、「メッセンジャー」の誤りです。お詫びして訂正します。[2013/8/15 15:00]
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