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「FF14」人気集中でダウンロード販売中断 同時接続20万に迫る
27日に正式スタートした「FF14」。利用が集中してサーバの収容人数を超える見通しとなり、ダウンロード版の販売をいったん中断した。同時接続数は20万に迫っている。
スクウェア・エニックスは8月28日、前日に発売したWindows/プレイステーション 3(PS3)用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」(FF14)のダウンロード版の販売を中断した。販売数が当初の想定を上回り、サーバの収容人数を超える見通しとなったため。来週には販売を再開する。
FF14は、Windows/PS3ともパッケージ版とダウンロード版を販売。28日時点で同時接続者数18万7000人を記録するなど好評で、混雑緩和のためのログイン制限をかけているほど。今週末までに当初想定していたサーバの収容人数を超えることが確実となったという。
購入済みのユーザーを優先するため、Windows/PS3ともダウンロード版の一時的な販売制限を実施。日本と北米・欧州のデータセンターでサーバなどの増強を進めており、来週には販売を再開する予定だ。同時接続者数は、近日中に20万人に到達する見込みという。
FF14は2010年9月に前バージョンを正式リリースしていたが、多数の不具合がありユーザーからの不満が爆発。同年12月には和田洋一社長(当時)が謝罪し、プロデューサーが吉田直樹氏に交代するという異例の事態となった。開発体制を刷新して3年かけて作り直し、27日に新バージョンを正式公開していた。
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