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任天堂、「ニンテンドー2DS」欧米で発表 3D機能省く Wii Uは値下げ
任天堂が欧米で携帯型ゲーム機「ニンテンドー2DS」を10月12日に発売する。Wii Uの値下げも発表。
任天堂は8月28日(現地時間)、欧米で携帯型ゲーム機「ニンテンドー2DS」を10月12日に発売すると発表した。現行機種「ニンテンドー3DS」から3D機能を省き、129.99ドル(米国価格)に抑えた廉価版となる。また据え置き型「Wii U」の値下げも発表した。
ニンテンドー2DSは3DSの最大の売りでもあった裸眼立体視機能が省かれ、折りたたみ機構をやめて上下2画面を持つ一体型デザインを採用。米国価格は3DSの169.99ドル、3DS XL(日本では3DS LL)の199.99ドルと比べ安価になっている。発売する10月12日は「ポケットモンスター X・Y」の世界同時発売日。
据え置き型のWii Uは、容量32Gバイトの「Wii U Deluxe Set」(日本ではプレミアムセット)を9月20日から50ドル値下げして299.99ドルとする。Wii Uの2013年度の販売台数は目標の900万台に対し4〜6月期の実績は世界で16万台にとどまっており、値下げで販売をてこ入れするとみられる。
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