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総務省、グローバルデータに行政指導 個人情報流出で
総務省は、5月に個人情報漏えいが発覚したエクスコムグローバルに対して、個人情報の管理の徹底と再発防止策を講じるよう文書で指導した。
総務省は9月3日、5月に個人情報漏えいが発覚した海外渡航者向け通信機器レンタルサービスを提供するエクスコムグローバルに対して、個人情報の管理の徹底と再発防止策を講じるよう文書で指導したと発表した。
同社によると、今年4月19日から23日にかけ、ネットワークの脆弱性を衝かれてWebサーバが不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報など10万9112件が漏えいした。情報流出の可能性が判明してから顧客に発表・周知するまで、1カ月以上を要していた。
総務省は、同社が個人情報保護法と電気通信事業の個人情報保護に関するガイドラインでの安全管理措置義務に違反したとし、個人情報取り扱いの安全管理対策や、情報漏えいが発生した際の顧客・関係者等への迅速・的確な周知の方法などを抜本的に見直した上で再発防止に努めるよう文書で指導した。
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